神戸YMCAの幼稚園では、「コーナー保育」を大切にしています。
「コーナー保育」って何?と思われることも多いですが、運動表現、造形表現、言葉表現、身体表現、音楽表現など、様々な表現をありのまま自由にできる時間が「コーナー保育」です!!
子どもたちは、毎朝幼稚園に来ると自分のお部屋に行って、かばんを置いたり、シールを貼ったり、コップを出したり身支度を済ませた後は、各々のタイミングで「コーナー保育」が始まります。
園庭で遊ぶのはもちろん、〇〇組は「つみきのコーナー」、〇〇組は「絵画のコーナー」など保育室が遊び場となり、子どもたちは自由に好きな場所に行き来しながら遊びを見つけていくのです。
ある日の礼拝後に「コーナー保育」紹介をしました♪
先生たちが、「このお部屋では、こんなことして遊べるよ~!!」とプレゼンのようにたくさんの遊びを紹介してくれました。
子どもたちの真剣な眼差し!!子どもたちは正直なので、楽しいことは集中して見たり聞いたりできます。
小さいお友だちは、まだ字が読めなくても、お家の色がクラスの色になっているので、どこかわかります。
「みどり色は、スズラン組だから、スズラン組はつみきで遊べるんだ!」
「何して遊ぼうかな~」
「ねぇねぇ、今日一緒にパンジー組行こう!?」
登園した子どもたちは、掲示板の前で立ち止まって色々お話ししていました。
つみきと言っても、アムステルダム(街、農場作り、汽車、レールなど)やレンガつみき、カプラ、組み立てクーゲルバーンなど色々なおもちゃがあります。
作ることが難しくても、先生がそばにいて手伝ってくれるから大丈夫♪
自分で作ったおもちゃを使って、すぐに遊んで楽しめることも魅力です!!
屋根登りを頑張っているお友だちや屋根の下は、おうちみたいになっていて、おままごともできるんです♪
ただ、泥遊びが好きなお友だちは、毎日のようにお着替えは必須です・・・
このように毎朝10時ごろまでは、このようなコーナー保育が展開されます。
誰かに指図されることなく、自分がやりたい遊びを見つけ、やってみて、その楽しさや喜びを自分自身で感じていきます。
「今、自分はどうしたいのか?」人からではなく、自分で考え、行動していく力が備わり、コーナー保育を通じて、自主性や主体性を身につけていきます。
「明日のコーナー保育は、何をして遊ぼうかなー???」
子どもたちのワクワクした表情を見るのを楽しみにしています♪