2017年12月14日木曜日

クリスマス献金

クリスマスを待ちのぞみ、クリスマスの恵みに感謝して、幼稚園では神様に献金を捧げるときを持ちました。


教会では、礼拝時に献金を捧げる習慣があります。

それは、「神様からいただいたたくさんの恵みから、わずかですが、感謝のしるしとして、献金します。神様のご用のためにおつかい下さい。」という気持ちです。

特にクリスマスでは、、、

平和な世界であるように。
みんなが幸せであるように。
クリスマスの恵みが世界中の人たちの上に等しくあるように。

・・・と、願いをこめて捧げることでしょう。

幼稚園では国際協力募金として、クリスマスのこの時期に献金を捧げます。
でも、お金は子どもたちの身近にないものですし、自由につかえません。
ご家庭に協力を呼びかけて、ご家族一緒にクリスマスの恵みの喜びを捧げていただきました。


十分に食料がない国、
毎日遠くまで水を汲みにいかないといけない生活、
子どもたちも働かなければならない国、
勉強したくても、鉛筆やノートがなくて困っている人・・・

普段気づきにくい世界の人々の生活に目を向けたとき、なにか自分たちにできることがないかを考えました。

100円でなにができるのかも、先生が教えてくれました。
「400リットルのきれいな水を与えられる」
「教科書を5人分用意してあげられる」
「12人の子どもたちが一日小学校で授業が受けられる」

他にもたくさんの話をきき、100円のアイスクリームひとつ分のお金でこんなにたくさんの人を助けてあげられるんだと知った子どもたち。
そんな風に心を動かした子どもたちは募金箱をそれぞれのお家に持ち帰り、
ご家族の方と一緒に献金してくれました。



募金箱の裏にはメッセージを書くスペースがあり、
大切にとり溜めて掲示させてもらいました。
子どもたちのあたたかい心いっぱいつまっています。
その一部ですが、ご紹介します。


がんばった献金です。

おうちの方と相談して、アイデアいっぱいの献金を捧げてくれました。
こんなお友だちもいました。
「お庭の草抜き手伝って、お母さんにもらったお金を世界のひとに送ることにする!」

また、こんなお友だちも。
「ひとつお手伝いするごとに1円とか5円をもらって、それを全部ここに入れてん!」
その子は献金を捧げるクリスマス礼拝の前日までお家でお手伝いをしてはお金をもらい、募金箱に集めてくれていたそうです。
その募金箱はぎっしりお金が入っていて、とても重たかったです。

わたしたちは、そのできることを考え、精一杯行った子どもの気持ちがとても嬉しく、誇らしく思いました。
そんな子どもたちを、神様が大いに祝福してくださり、その募金も何倍にも増やしてつかってくださるよう願います。


「おみずをのんだりして げんきにくらしてね」


「やくだててください」


「いつもえがおでいようね」


 「がんばれ!」


 「だいじょうぶですか?」


「せかいじゅうのみんなが しあわせになりますように」

子どもたちの心が神様を通して、世界の人々に伝わりますように。
♪いま そなえる ささげものを 主よ きよめて お受けください アーメン♪

2017年12月13日水曜日

クリスマス②

そして迎えたクリスマス礼拝・祝会の当日。

ページェント(聖劇)でクリスマスのメッセージを伝える役割を担う年長組です。
ドキドキしていたり、嬉しかったり、不安だったりする子どももいます。
クリスマスの本当の意味を、まだ知らない人に伝えよう!と、みんなで取り組んできました。





どの子どもも例外なく、堂々と胸を張ってそれぞれの役割を立派に担っている姿に、胸が熱くなりました。

 残念ながら当日欠席していたお友だちがいました。
そのお友だちの役割はどうしよう?と話すと、
「みんなでやろう!」「大丈夫やで!」と頼もしい言葉が!
みんなでカバーしてメッセージしました。
はじめは、大きな声が出なかったり、不安な表情の子どももいましたが、
お友だちや先生に励まされ、認められ、自分で自信をもち、日に日に目を輝かせていく子どもたちでした。
一人ひとりが誇りを持って、自信を持ってその役割を全うすることによって、心の根っこがぐんと伸び、太くてたくましい根っこをもった子どもに成長することを願っています。


祝会では、年少、年中、年長が歌や楽器でイエス様へお誕生日プレゼントを贈りました。
きっとイエス様にも届きましたね。



クリスマス①

12月9日(土)は、幼稚園のクリスマスでした。
子どもたちは11月からアドヴェントを迎え、毎週の礼拝でひとつずつクランツのろうそくに灯がともるのを見て、クリスマスの日が近づいていくことを楽しみに過ごしていました。
そして、今日は最後の4本目のろうそくに灯がともる日。
本当のクリスマスより少し早い、幼稚園のクリスマスです。
子どもたちにとってのクリスマスは、、、
「サンタさんが来る日!」
「ごちそうを食べる日!」
「プレゼントをもらえる!」
それも嬉しいことですが、何より救い主イエス様のお生まれを喜んでクリスマスを迎えたいと思って過ごしてきました。

大好きなイエス様が生まれた日がクリスマス、と知った子どもたちは、
「お誕生日のお祝いしよう!」
「プレゼントを贈りたいね!」と口々に話をしていました。
そして自分たちのお家の人も、イエス様のお誕生日のお祝いに招待しようと思いついた子どもたちです。

「招待状つくらなくっちゃ!」
せっせと色々な方法で招待状作りに励みます。
「お母さん、びっくりするかなぁ」









紙を切って、貼って、思い思いにデザインしたり、
絵の具を使って糸引き絵をしたり。
みんな、それぞれの方法で、心をこめてクリスマスのお祝いの準備をしました。

2017年10月21日土曜日

造形展

10月21日(土)は造形展でした。
お天気はあいにくの雨でしたが、たくさんのお友だちと保護者の方が集まって、“芸術の秋”を楽しみ過ごすことができました。
 年中 チューリップ組共同制作
「クルトンさんとパンのきかんしゃ」です。
 お話に出てくる、パンのきかんしゃと、サーカスをしている動物たちを箱や紙で制作しました。
背景の壁面や線路も、アイデアを出し合って描いたり、作ったりしました。
動物たちも、表情豊かで個性があふれています!

年中 スイトピー組共同制作
「かいじゅうたちのいるところ」

箱で、思い思いのかいじゅうを制作しました。
大きな目があったり、大きく口を開けていたり、工夫してつくっていました。
背景も船も、心をこめてみんなで一緒に色を塗ったり組み立てたり。
絵本の世界そっくりの船が完成したときには嬉しすぎて自分たちで「さわらないでね」の張り紙をするほどでした。


2歳児さくらんぼ組
「わたしのワンピース」
うさぎさんのワンピースを作ろう!と、手に絵の具をつけて、ワンピースにぺたぺた。
「素敵な模様にしてあげる!」と、何度もぺたぺた・・・
うさぎさんも、お友だちもとっても嬉しい気持ちになりました。
 年少 アヤメ組・カンナ組・スズラン組は共同制作で秋の小道に並ぶお店を作りました。
カンナ組は「かばんやさん」
好きな形の袋に好きな色を塗って、好きなものを貼り付けて、オリジナルのかばんができました。

 アヤメ組「ようふくやさん」
新聞紙遊びをしたときに、思い思いの服の形を作っていた子どもたち。
シャツ、スカート、ベスト、中にはリボンも作ったりするお友だちも。
どんぐりや落ち葉も飾りました。
 スズラン組は「ぼうしやさん」です。
どんぐりが大好きな子どもたちは、どんぐりみたいな帽子がほしい!と作ることに。
自分の好きな形の帽子を選んで、どんぐりや毛糸、画用紙などをぺたぺた貼って、オリジナルの帽子を作りました。



 年長 パンジー組・フリージア組共同制作
「星どろぼう」
運動会のパラバルーンで楽しんでいた絵本「星どろぼう」のお話がまだまだ楽しかった年長組。
どろぼうを油粘土で表現しました。
 月も天井からつるされ、月に伸びるはしごも立体で表現しています。
 カプラのコーナーでは、子どもたちはもちろん、卒園した小学生のお兄さんお姉さんから、大人の方まで、みんな夢中になって遊んでいました。

 体育館は、「お父さん、お母さんもやってみよう!」のコーナーでした。
子どもたちの遊びをぜひ体験してほしいと願い、さまざまな感触遊びを体験するコーナーがありました。
これは片栗粉粘土を楽しんでいるところです。
スライムです。
ぷるぷる、のびのび、夢中になって感触を楽しんでいます。
 ポスターカラーのコーナーです。
子どもたちはいつもコーナーで日常的に使って遊んでいるので、手馴れた扱いで描いていました。
小さなお友だち、大人の方、おじいちゃんおばあちゃん方も、絵筆を動かして画用紙を色鮮やかに染めて、ポスターカラーの感触を楽しまれていました


「自由に作ろう」のコーナーでは、廃材や自然物を使って、子どもも大人もたくさんの方がコツコツと制作に取り組んでいました。
 お兄ちゃんとどんぐりごま作り!

 お母さんもお父さんも一緒に箱制作!
 おいしそうなラーメンもできました!
「おいしいよ~」








「手作りおもちゃ」のコーナーも盛り上がっていました。
ストローロケットを作ったら・・・


 的めがけて、ふうっ!!
かごのなかに、ナイスイン!
ぴゅーんと飛んでいきました!
やったー!









まだまだここに載せられていない作品や遊び、楽しいお顔もありました。
子どもたちが心を動かしながら制作に取り組み、
心のおしゃべりを絵画に表現したものを見ていただけて嬉しく思いました。
また、おうちの方も、子どもの心に返って遊びをおもいっきり楽しんでくださったことも、嬉しく思いました。
上手下手ではなく、子どもの表現すべてを大切にしながら、これからも過ごしていきたいと思います!